残業代請求をするとどのくらいもらえるのか? / サービス残業代は請求する法的権利があります 未払い残業代請求・回収ナビ

残業代請求をするとどのくらいもらえるのか?

もらえる残業代の金額の目安

未払いの残業代は、最大で過去2年間分まで遡って請求できます。遡って請求できる期間はケースによりますが、専門家がついて交渉をする場合は、2年分の請求をできることが多いようです。

毎日1時間の残業で220万円

残業代請求金額の目安として、月給30万円の社員が毎日1時間サービス残業をしていた場合、未払い残業代の金額は2年間で約110万円になります。さらに残業代と同額の付加金が加わると、倍の220万円を請求できることになります。

残業代請求金額の目安 (月給30万円、1日1時間の残業の場合)

 月給:    30万円
 残業時間: 1日1時間
 遡及期間: 2年間

請求金額 = 残業代 110万円 + 付加金 110万円 = 220万円

あくまで目安ですが、たった1日1時間の残業でも、これだけの金額を請求できるのです。
残業をしていた時間が長ければその分請求できる金額も多くなり、月給が高ければさらに大きくなります。

未払い残業代・付加金には利息がつきます

未払い残業代・付加金には利息がつきます。
残業代に関しては本来支払う日(給料日)から利息がつきます。付加金に関しても、判決確定の日に会社が支払わなかった場合は別途利息を支払ってもらえます。

仮に時給換算で2,000円の賃金を得ている人が月平均20時間のサービス残業をしていたとしたら、支払われるべき残業代は2年間(24ヶ月)で120万円にもなる。会社側は、裁判の口頭弁論終結時までに、残業代を任意に払わないと、さらに2年分の残業代と同額の「付加金」が加算され、その付加金には5パーセントの利息がついてくる。本来の残業代にも6パーセントの利息がつき、退職した場合はさらに利息は上がり、14.6%の利息がついてくるのである。かなり多額になる。

刑事と民事―こっそり知りたい裁判・法律の超基礎知識
2008年5月 幻冬舎 元榮 太一郎 (著) より

具体的には、未払い残業代は不払いのときから年利6パーセントの遅延損害金を請求することができます。会社を退職した後であれば、賃金の支払の確保等に関する法律第6条に基づき、年利14.6パーセントの遅延損害金を請求することができます。また、付加金に対しても、付加金が認められた日(判決確定の日)から年利5パーセントの遅延損害金が加算されます。

大きな利息がつくとはいえ、会社がつぶれてしまえば回収できなくなってしまうため、請求が確定したらなるべく早く回収することをおすすめします。

会社が対策を講じる前が最大限の金額を回収できるチャンスです

残業代請求は、会社が就業規則などでしっかりと対策をしていると遡って請求できる期間も最大の2年間まで遡及できなくなる可能性が高くなります。また、遡って請求できる期間は最大で2年分なので、すでに退職している場合は請求できる金額も時間が経つごとに減っていきます。

サービス残業をさせられていたり、未払いの残業代がある場合には早めに専門家に相談することをおすすめします。

 

請求の仕方で回収できる残業代は大きく違うことをご存知ですか? ⇒サービス残業代請求方法

サービス残業代請求方法

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